パートナーインタビュー第二弾!「株式会社トレス」後編

2020年9月9日
SOLTILO Bright Stars FCのクラブホームページ開設にあたり、ご支援いただいているパートナー企業さまへのインタビューを実施!

第二弾は2019/20シーズンから新たにクラブオフィシャルウェアサプライヤーとしてブライトスターズにユニフォームをご提供していただいている「株式会社トレス 」の横山さんにインタビューさせていただきました!

後編では、1年前に時計の針を戻して、当時、どのような思いを抱いてブライトスターズのスポンサーとなったのか、お話を伺いました。

前編「スポーツを通じた社会貢献を目指し、一人ひとりに寄り添うブランドへ」
後編「初めてのオフィシャルウェアサプライヤー 1つのツイートから始まった”繋がり”」

※インタビューはオンラインで行われました。

インタビュー登場人物

(左)株式会社トレス フットボール事業部リーダー 横山 大輔 様
(右)SOLTILO BrightStars FC ゼネラルマネージャー 大場 由太 (聞き手)

初めてのオフィシャルウェアサプライヤー「1つのツイートから始まった”繋がり”」

__では、次に海外事業について伺いたいと思います。私たちとの関わりについては、後で詳しく伺いたいと思うのですが、それ以外に海外・別の国でされている、または関わりがあるというところはありますでしょうか?

横山さんお取引をさせていただく企業さんは何社かありますが、弊社から商品をご提供するような海外の企業さんは、今のところありません。今後もどうしていくかというのは、会社のビジョンの中で練っていく一つの課題なのかなと考えています。

__弊クラブとのパートナーシップについて、順に伺っていきたいと思います。そもそも、私たちが御社にアプローチさせていただいたきっかけが、藤本選手のTwitterを見たことでした。「こういう風に、アフリカに興味を持ってくださっているサプライヤーの会社さんがいらっしゃるんだな」と思い、アプローチをさせていただいたのですが、まずは藤本選手との契約のきっかけ、アフリカとの関わりのきっかけについて伺えればと思います。

↑きっかけとなった藤本さんのTwitter

横山さん最初に藤本選手と契約させていただくきっかけとなったのは、スポーツ選手のパラレルキャリアやセカンドキャリア、SNSの運用の仕方などでサポートをされている方がいらっしゃり、その方のご紹介でした。「今度、アフリカでチャレンジをする選手がいて、サポートしていただけるのであればお願いしたいです。」というお話をいただきました。
今でこそ、横浜F・マリノスに在籍していた中町選手がアフリカでチャレンジするなど、ちょっとずつ目が向くようになってきていると思いますが、その頃はやはりなかなか珍しいチャレンジだという印象を受けました。海外チャレンジで、オセアニアや東欧、東南アジアなどに行く選手というのは結構多いと思いますが、アフリカはなかなかイメージが湧かない部分もあり、ユニークなチャレンジだなと感じました。
そこで、サポートという形で応援させていただければというのがあり、サプライヤー契約をさせていただいたのがきっかけです。その後は、実際にチームに合流されてから準備を進めていく中で、藤本選手が現地の大使館に出入りされる機会もあって、色々と現地で何かできることがないかなど模索しているというのも伺っていました。
そのタイミングで日本の国連WFP協会様(ワールドフードプログラム)をご紹介をいただいて、その年にちょうどTICAD7(第7回アフリカ開発会議) があったので、それに合わせて『レッドカップ for AFRICA』というプロジェクトに弊社も参画させて頂くことになりました。

※国連WFP協会「TICAD7」について
※レッドカップ for AFRICA/TRES FOOTBALL アフリカ支援プロジェクトページ

アフリカをイメージしたオリジナルのウェアを作製して、その売り上げの一部を寄付という形でプロジェクトに参加させて頂きました。
通常は支援先の指定ができないのですが、その時はレッドカップ for AFRICAということで、アフリカ地域に絞って寄付金が活用されることになっていました。これに関しては、藤本選手に繋いで頂いたご縁ということもありましたし、新しい切り口で何か支援ができるのであればと考え参画を決めました。
弊社単体で動くという事ももちろん重要なのですが、アフリカへの支援に共感してくださる方にウェアを購入していただくことができれば、日本に住んでいらっしゃる一般の方も巻き込んでより大きなエネルギーを生み出せるのではと思いました。
私がアフリカの事情をあまり知らなかったのと同じように、今、日本で生活されている方のほとんどが、アフリカの実情をご存じないのではと思います。アフリカでも経済が発展している国も多くあると思いますので、良い意味で知らないということもあれば、それこそ本当に大変だという漠然としたことしか知らないこともあるのではと思います。
そこを知るだけでも、だいぶ違うのではないかなと感じたので、一般の方と一緒にできる何かがあればと思い、アフリカへの寄付プロジェクトも藤本選手と協同でやらせていただきました。

©藤本 安之 / 藤本選手チャリティーウェア着用写真

__そもそも、藤本選手と関わられる前のアフリカに対する漠然としたイメージとか、アフリカ人のサッカーというものに対する漠然とした想像とかというと、どんな感じでしたか?

横山さんアフリカ諸国に関しては、発展途上というところと、貧困で大変な思いをしている人がたくさんいるイメージが結構強かったです。最近は、本を通じて発展しつつあるアフリカ諸国のことを知る機会があったのですが、それまでのイメージとしては、その日暮らしも大変な人が一定数いるというような、比較的ネガティブなイメージだったように思います。アフリカのサッカーについては、実際に試合をテレビで見たこともありますし、身体能力の高さなどはやはり強く印象に残っています。
最近は、そこからヨーロッパへ出て行く選手もいるので、技術や戦術を持ち帰るというケースは多くあると思います。今後、その身体能力にサッカーIQみたいなものが乗っかって、アフリカの国々がランクを上げてくるのかなと思います。
その中で、ヨーロッパのリーグで活躍する選手が増えれば、そこから戻ってきた選手が故郷にサッカー場やスクールを作ることで、サッカーや国自体が発展していくきっかけを作ることになるのではと感じています。
そういう意味でも、アフリカサッカーのこれからはすごく楽しみです。

__ありがとうございます。さすが経験者だなというようなお話でした。
おっしゃる通りで、やっぱりアフリカのサッカーというと、主に西側のナイジェリアやセネガルとかが、結構強いイメージです。後は、コートジボワールやカメルーンとか。東アフリカのウガンダ、ケニア、ルワンダ、タンザニアなど、そのあたりの国はサッカー後進国だと捉えています。
このあたりの国は、フランスとかヨーロッパの強豪国とのコネクションが未熟であることや、言語の壁もあって、モロッコやエジプトといった北アフリカでワンバウンドしてから、ヨーロッパに行くというのも多く耳にします。一方で、フランス語を公用語としている国へ、ウガンダやケニアのような、フランス語が公用語ではない国から行くというのは、一つのハードルともなっていると聞いています。
そのような中で、私たちもトレスさん含め、パートナーさんを一つ一つ拡充させていきながら、日本のパワーを使ってウガンダを強くし、アフリカを代表するようなチームづくりをしていきたいな思っています。

©Soltilo Bright Stars FC / 2020-21シーズン 2ndユニフォーム 集合写真

「思いに共感」チャレンジを応援したい!

__次に、弊クラブとのつながりについて、お話を伺っていければと思います。1年前に時計の針を戻して、当時、弊クラブに対してスポンサードをされた時の思いや、どのようなことを期待されて、SOLTILO Bright Starsのサプライヤーになってもいいかなーと思われたのかというところを伺えますでしょうか?

横山さん最も大きな理由は、『思いに共感』したというところで、先程の話の通りですね。これから発展していく最後のフロンティアだと言われているアフリカで、チャレンジをしようとされている日本人オーナーのチームがある。
そこで「1つのクラブチームとしてマネタイズしていきたい」という目標と、先ほどの話にもありましたが、「海外でプレーした選手が、将来的に故郷に貢献するというプラスの循環を作っていきたい」というビジョンをメッセージとして受け取りました。
それは、弊社としても非常に共感できる部分でした。スポーツを通じて社会に貢献していく、それが国を問わずにできるというのは、やはりスポーツの大きな強みであると思っています。それをお手伝いさせていただけるのであれば、それはありがたいご縁だと感じました。
たしかに「地球の反対側で誰かの役に立てる」と言っても、それは一朝一夕に成果が出たり結果になって戻ってきたりするものではありません。ですが、そのきっかけの一端を担えるというのは非常に有意義なことだと思い、オフィシャルサプライヤーとしてお手伝いさせて頂くことを決めました

©Soltilo Bright Stars FC / 2020-21シーズン1stユニフォーム

__ちなみに、私トレスさんの中で、意外にも横山さんしかまだお会いしていないので、社長さん含め、従業員の方々が「本田圭佑がオーナーをしているクラブから話があるんだけど」と言うのを聞いて、どのような意見が社内で上がったのか、反対意見も含めて、凄く気になります。

横山さんご提供に際しての費用面は、社長含め気にしていた社員もおりましたが、それ以上に、本田圭佑選手の名前を聞いて驚いている社員が多かったです。そういったチームからお話を頂けたというのがありがたいなというところと、今までオフィシャルサプライヤーの経験はありませんでしたので、最初のチームが本田選手がオーナーをしているチームだということで、サッカー経験のある社員はかなりテンションが上がっていました。
その中で、「チャレンジを応援したいよね」という声がたくさんありました。「弊社に何ができるのか」、「今後どういった関わりができるのか」など、アフリカという地域に対して深い知見がなかったので、そこを含めて知りたいという声はありました。
本田圭佑選手のネームバリューというものは大きいとは思いますし、いろいろな人に知って頂くきっかけにもなると思います。ですが、やはり最終的にはそれがなかったとしても、チームとしてブランディングができて、応援してもらえるようなクラブになるというのが1番の理想だと思います。
その理想に向けて、弊社でお手伝いできる部分があれば可能な限りご協力させて頂いて、「好きになるきっかけは本田圭佑選手だったけども、今はチームが本当に好きで応援しているんだ」という人が増えるようになればいいなと感じています。それこそ、「ユニフォームがかっこいいよね」でも良いと思いますし、「こういうグッズがあるなら、応援したくなるよね」という入り方でもいいと思っています。
弊社からご提供できるアイディアが具現化して、それがチームの為になるのであれば、そこは積極的にお手伝いさせて頂ければと思います。

__ありがとうございます。

最後に、メッセージなどがあればお願いいたします。

1人でも多くの方に『トレス』というブランドを知って欲しい

横山さん弊社は2011年の創業直後、東日本大震災を経験しました。その時も多くのお客様、関係者の方々と困難を乗り越え、「1人でも多くの方の気持ちや想いに寄り添う」という部分を大事にしながらここまで歩んできました。そして、今も日本だけでなく、世界でも多くの人が困難な状況を乗り越えようと日々努力しています。

もしかしたら、スポーツを思い切り楽しめるようになるまで、もう少し時間がかかるかもしれません。ですが、この困難を乗り越えた先に、またユニフォームが必要だなと思ったときには、弊社を選択肢の1つに加えていただけたら幸いです。
1人でも多くの方に『トレス』というブランドを知っていただいて、ぜひ好きになっていただいて「ユニフォームを揃えるならトレスで作りたいよね」と言って頂けるよう、これからも走り続けたいと思います。どこまでいっても、『スポーツを通じて社会に貢献したい』という会社の思いが変わる事はありません。今はなかなか難しい状況ではありますが、新たな日常が戻った時には、また多く方とご一緒できる、そんなブランドを目指してこれからも企業努力を続けていきます。